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散文

幕開けのフルーツサンド

2022.01.06

column_0106.jpg (186 KB)

2022年のトーキョー初めはワクワクの詰まった打ち合わせからでした。

わくわく心が躍るときにはフルーツサンドを添えたくなります。
ごろっとしたフルーツのフルーツサンドが人気な今日この頃ですが、わたしはぜったい千疋屋。
丁寧に薄くカットされたりんごをしゃりしゃり食むたびに、心がポロポロほぐれていって、笑顔がぽんぽんはずんでいくから。


あんなこともしたい、こんなことはどうかな、とわたしがヘラヘラお話しするたび、「いいねそうだねそれもありだね!」とホイホイと形にしていってしまうスーパーすぎる大好きな人に改めて惚れ直したひとときでした。

いつかみんなに届くから、ふむふむムフフと楽しみにしていてほしいです。


2021年から2022年に駆けていくこの数日は、なんだか大人になってきたなぁとしみじみと思う数日でした。
仕事納めも仕事始めもぼんやりで、仕事とプライベートがごちゃっと混ざった数日だったけれど、不思議とストレスのない楽しい日々で。
「仕事と遊びに境目がないとなんだかたいへんそうねえ」と母には言われるのだけど、そうやって仕事ができた方が幸せな人間なのかもしれないと、自分について納得したりもして。
しかもそんなわたしを受け入れてくれる人たちがいてくれるのだと思うと、これこそが"新しい時代的なこと"なのかもしれないですね。
生きやすくなった人がいるということは、生きづらくなった人もいるかもしれないということを取りこぼさずに進みたいな、と思います。


さて、散文の更新もぼちぼち再開いたします。
2022年もどうぞよろしくお願いします。

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